小さな旅1 2000.9.5-9.10. トップページへ
城下町日出小さな旅の思い出(1) 昔のページ索引
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   日出城址の堀 日出城の天守址



豊よの海広くかすみて高崎の
頂き見ゆる日出の城跡



 
   
九州の城下町・日出(ひじ)は、私の父の故郷です。祖父さんは、この地、祖母さんは鹿児島の出身です。私は、父が東京に出てから生まれたので、私の故郷は東京です。東京の街なかで終戦を迎え、B29に追われるごとく、その頃、郊外といえた練馬へ転居しました。父の仕事の都合で、私が小学校6年の時に、大阪へ転居しました。今となっては、大阪が一番長いですね。 日出は、2回目の訪問です。父祖の地へ訪れると、特別な感慨が起こります。

城下公園にて 日出城址と城下の海
数日、久しぶりに歩き、美味しいものを食べ、スケッチしたり、神社、お寺など、どこでも暖かいもてなしをいただきました。「日出」という、正確に読める方は少ない町。中世の頃には、フランシスコ・ザビエルも寄港したこともある港町。城下町の風情が町のあちらこちらに残り、民家の軒先には「鏝絵」(こてえ)を見つけて、素敵な小さな町の旅でした。
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