季刊美術誌
花美術館 Vol. 19
(松本竣介 特集号)
p. 82-83 掲載
現代洋画 知性とヒューマニズム
季節の移り変わりを色彩のニュアンスで表現
として、紹介されています。
非常に実直、率直に描かれたパステル画。あくまで無邪気に描きこんだところが長所。夏の日差しの色彩を、空と、船体や海面の反映に託して見事に再現されているところは心地よいと思う。じっさい画面に満ちたこの「勢いのある光の具合」を見ることのできるのは、夏と言っても短く、・・せいぜい立秋までである。(評者;小出竜太郎)
冬の空は澄んでいて遠方まで透けていて素晴らしい。パステル独特の透明感を活かし、途切れた線、太い線や細い線など物を描く素描力は秀逸である。(評者;鈴木輝實)
逗子と鎌倉の間に古い散歩道があり、・・まるで鎌倉時代の源頼朝が散策した場所にタイムスリップしたような光景で描かれている。
(評者;鈴木輝實)
1939年 東京都生まれ、
市岡高等学校、放送大学(卒業)
1998年 個展1回、
現在 パステル作家協会 および
三浦半島スケッチ会(所属)
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BGM; ショパンのワルツ
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